ロシアのNaberezhnye Chelny Paper Mill社が、同国連邦地域管轄区分Tatarstan共和国に位置する同社工場のコンテナーボード・ライン高性能化を、オーストリアのAndritz社へ委託することで、このほど契約を取り交わしたことが分かった。改良作業は、2019年1月に開始される見込み。この契約には、同工場の生産コスト低減が期待される新たなドラム・パルパーの設置が含まれている。同社によると、今回のプロジェクトでは、紙の品質向上に加え、マシン・スピードを分速800mまで引き上げる目的もあるとしている。抄き幅は4,200㎜、製品としては主にテストライナー、クラフトライナー代用品、中芯が年間14万トン生産されるとしている。
1月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ