イタリアのLucart社が、このほどスペインのCEL Technologies & System社の資産取得を果たし、イベリア半島に於けるLucart社の市場地位を強化する狙いで大規模プロジェクトを実行するとともに、新たな年2018年を迎えることとなった。2017年の夏、CELグループは生産資産の売却の為の入札手続きが開始された際に、特別な管理プロセスを開始しなければならなかった。今回のLucart社による買収は、新設の会社Lucart Tissue & Soap S.L.Uによって1月31日に完了したもの。Lucart社の事業再開計画には、今後5年間で2千万ユーロ以上の投資計画が含まれているとしている。この買収により、Lucart社はスペインのバスク州のBilbao市近郊に3つの生産拠点を取得し、業務用ティッシュ紙の加工に加え、パーソナルケア石けんや洗剤の生産なども行なっていくとしている。
2月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ