スウェーデンのSCA社が、同国Obbolaに位置する同社製紙工場で新たな抄紙ラインに投資する計画に取り組んでおり、このほど環境影響評価を開始する予定であることが分かった。現在の生産能力、クラフトライナー年産45万トンを年産85万トンまで生産量を引き上げることに関する調査が実施されている。規模の大きな抄紙ラインと原料が供給されることで、バージン・ファイバーと再生ファイバー両方をベースとするパルプ生産が増大することとなる。同工場の工場長によれば、現時点では何も決定していないが、パッケージング紙の需要増に長期的に対応することを検討しており、製紙工場の様々な開発機会を調査しているとしている。
2月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ