インド商工会議所連合(ASSOCHAM)によると、インドの製紙産業は2017年~2018年の2千37万トンのレベルから年間10%の増加率で、2019年~2020年には2千5百万トンに到達する勢いであるとしている。同連合によれば、インドは2017年から18年までの1人当たり紙消費量で10.6%の伸びを記録し、消費に関して最も急成長している市場として浮上している。同国は多種多様の紙、たとえば印刷・筆記用紙、パッケ-ジング紙、コート紙、特殊紙などを生産している。印刷・筆記用紙の分野でも多岐にわかれており、透かし入り紙、スーパー印刷用紙、上級紙、コピー紙、ボンド紙、コート原紙など様々であるとしている。一方、パッケージング紙の分野では、クラフト紙、板紙、ポスター紙などがある。同国には、大小600の製紙工場があり、そのうち12が大手として数えられている。
2月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ