ウクライナのKyiv CPM社が、同国Obukhivに位置する同社工場にある板紙年産12万トンの生産能力を有する1号機の高性能化に向けて、このほどオーストリアのAndritz社と委託契約を交わしたことが分かった。Andritz社は、新たなシュープレスとカレンダーを供給するとしている。Kyiv社によれば、設備の納入は2018年12月末までを見込んでいるが、設備据え付けについては2019年1月のうちに実施される模様。今回の投資プロジェクトは、製品紙面の品質向上を目的としているが、更に同社としては、同工場の蒸気消費量をこれまでより20%削減することも見込んでいるとしている。
3月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ