イタリアの紙パルプ・板紙メーカー協会Assocartaが発表した最新のデータによると、2017年同国の紙・板紙生産量の合計が前年比2.1%増加し、910万トンとなった。紙・板紙製品の需要も2016年と比較して2%の伸びをみせて1千30万トンとなったが、取引総額も同5.9%増の74億1千万ユーロとなっている。同国経済の一般消費で大きな部分を担うパッケージングとティッシュ紙分野での2017年の需要が、前年よりそれぞれ3%、16%伸長したとしている。一方、グラフィック紙の需要は同3.6%下落した。同協会によると、外需も同様に上昇傾向にあり、前年比2.8%増となったとしている。
3月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ