南アフリカを本拠とするSappi社の、ドイツ・バイエルン州に位置するStockstadt上質紙工場が先週末火災に見舞われていたことが分かった。報道によると、この火災事故は工場内の木材ヤードで発生、一時パルプ生産を中止したが、紙生産には影響がなかったとしている。同社広報担当者によれば、4月1日日曜日、同工場木材ヤードの切断工具付近から出火、工場の消火隊が地元の消防隊の支援のもと、迅速に鎮火させたとしている。しかしながら、依然として絶縁材や電気コード類に損傷がみられるとしている。結果として、ウッド・チップの量に限りがあり生産に影響を与えるとして、この区域での生産は数日間見合わせる見通しとしている。
4月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ