Eurostatが公表した最新の統計によると、2018年2月の季節要因調整後のユーロ圏19ヶ国小売業出来高は前月比0.1%微増、EU28ヶ国でも同0.2%微増の推移となった。前月の1月は、ユーロ圏19ヶ国で同0.3%減、EU28ヶ国では前月から横這い推移であった。2018年2月は前年同月と比較すると、稼働日調整後の小売売上高指数はユーロ圏で1.8%増、EU28ヶ国でも2.0%増であった。2月ユーロ圏における小売業出来高の前月比0.1%微増は、自動車燃料で前月比0.9%増、食品・飲料・タバコ分野で同0.8%増となったが、非食品分野で同0.5%微減が反映したものとみられる。また、EU28ヶ国における小売業出来高の前月比0.2%微増の主な要因は、自動車燃料の同1.0%増、食品・飲料・タバコ分野で同0.8%増、非食品分野の同0.5%微減がいずれも小動きながら全体に影響したと推測される。ヨーロッパの国別で、最も上昇率が大きかったのはエストニアの2.0%増、ベルギーの1.6%増、マルタ、ポーランドの1.5%増、逆に下落したのは、ラトビア、ルーマニアの2.3%減、オーストリアの1.5%減。
4月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ