インドを本拠とするBallarpur Industries社(BILT社)が、同社のマレーシア子会社であるSabah Forest Industries社(SFI社)の売却取引について公表したことが分かった。BILT社は上質紙年産16万トン、LBKP年産24万トンの生産能力を有するSFI社Sipitang工場を、Albukhary Groupへ12億リンギット(3億1千万米ドル)で売却を計画しているとしている。この工場資産の他にも、SFI社は同地に28万9千ヘクタールの土地使用権を保持している。一方、物流、銀行、建設、農業、林業などの分野に大きな関心を抱いているバイヤーは、既に購入価格の10%を支払っている。なお、契約は規制当局の承認を条件としており、BILT社はその結論の予定を提示していない。
4月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ