2017年、北米に於いて紙パルプでは桁外れの246万トン分の生産から永久に撤退する事態となっており、この数字は前年比52%急増、最近5年間の年間当たりの数字としては最大を記録したと、PPI Pulp & Paper Weekが報じた。2017年の集計では、2016年の改定値161万8千トンから844,000トン増加しており、2015年の177万トンからも増加している。P&PWの調査によると、過去5年間の閉鎖分の平均である180万トンをも大きく超えていることが分かる。昨年は合計で抄紙ライン15機が閉鎖となったが、そのうち10機が印刷・筆記用紙と新聞用紙の生産ラインであった。その他5機は、2機が板紙ライン、2機が市販・自家用パルプ・ライン、残り1機がティッシュ・ラインであった。
4月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ