アイルランドを本拠とするSmurfit Kappa社は、ヨーロッパでのクラフトライナー・グレード需要の高まりに合わせ、引き続きフランスに位置する同社Facture製紙工場への投資を継続することが分かった。フランス南西部の同工場の高性能化への作業は、3週間の休転を経て3月に成功裏に完了し、新たなパルプ洗浄ラインの導入、廃液回収ボイラーの完全な分解修理などを実施した。同社は、次に2019年に操業開始した5号機の一連の改良を計画しており、完成した時点で白クラフトライナーの生産能力は年産174,000トンから220,000万トンに増加し、更にこのプレミアム製品の品質を向上させるとしている。
4月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ