最新の米国産業統計によれば、同国2018年3月の工業生産高指数は、2月に前月比1.0%上昇したのに続き、前月比0.5%増とわずかに数字を上げ、第1四半期全体では、年率4.5%上向く結果となった。2月の製造業部門では前月比1.5%増加したが、3月は前月比0.1%微増となった。鉱業部門では同1.0%増となったが、これは主に原油とガス掘削と鉱業支援活動による上昇を反映している。また、3月の水道光熱費の指数は同3.0%増となったが、これは2月が例年より暖かく暖房需要が抑えられた結果によるもの。3月の数字は 2012年の平均と比較すると107.2%で、工業生産高指数は前年同期比では4.3%増となった。また、 3月の工業部門の設備稼働率は0.3%ポイント上昇し78.0%となり、この数字は1972年~2017年の長期推移の平均を1.8%ポイント下回っている。
4月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ