米国の最新の産業統計によると、4月の米国製造業部門はその経済活動が拡大傾向となったが、産業界全体でみると108ヶ月連続で成長を維持している。米国4月のPMI指数は57.3%で前月の59.3%からは2.0%ポイント減となったが、依然製造業は好調な数字を継続している。また、4月の製造業新規受注指数は前月の61.9%から0.7%ポイント減の61.2%、一方、製造業生産指数も61.0%だった前月より3.8%ポイント下げて57.2%となった。また製造業雇用指数は前月の57.3%から3.1%ポイント減って54.2%となった。原材料在庫指数は前月の55.5%から2.6%ポイント減の52.9%、物価指数は前月の78.1%から1.2%ポイント増の79.3%となった。依然として米国製造業部門の各経済活動はともに拡大を示す50%を大きく上回る好調な傾向にある。
5月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ