東京・王子の紙の博物館は、7月15日(土)~8月27日(日)の会期で、企画展「紙のおもちゃ」を開催中。
紙は文字や絵を書いたり印刷するのに適しているだけでなく、切る、貼る、折る、丸めるなどの加工がしやすく、安価で大量に作ることができる。こうした紙の特徴を利用し、多くの紙のおもちゃが作られてきた。企画展では、古くからある遊びやペーパークラフト、郷土玩具など、さまざまな紙のおもちゃを紹介する。写真はカルタ「おとぎかるた」(上)と輸出用おもちゃ「卵からヒヨコ」(下)。
■展示構成
①みんなであそぶ:すごろく、福笑い、百人一首、カルタ、花札、トランプ、めんこ、トレーディングカードなど ②作ってあそぶ、見て楽しむ:立版古、ペーパークラフト、着せ替え、折り紙、パズル、ぬりえ、日光写真など ③飛ばす、動かす、音がでる:凧、紙風船、でんぐり、巻き笛、尾舞鳥、輸出用おもちゃなど ④郷土玩具:暫狐、大入道、ずぼんぼ、とんだりはねたり、犬張子、赤べこなど
そのほか、各種イベントも企画されている。詳細はwebサイト(https://papermuseum.jp/ja/event/)
■会期中のイベント
▽野菜から紙をつくろう(7/27)▽親子で歩こう!紙の工場跡地(8/3)▽自由研究「紙を知ろう」(8/10)▽親子で牛乳パック工作 (8/17)▽夏休み図書室自由研究フェア(7/17~8/27)▽紙すき教室(毎土日、7/17、8/11)
【紙の博物館】▽東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)▽https://papermuseum.jp/▽入館料:一般400円、小中高200円(障がい者無料、介助者半額)▽開館時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)▽休館日:月曜日、8/15
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/24号」より