レンゴーはこのほど、2030年度に向けたグループ環境目標「エコチャレンジ2030」の、「脱炭素社会の形成」「循環型社会の形成」「水リスクの管理」について、指標・目標の見直しを行った。また、目標達成のため環境投資に概算700億円を組み込んだ。
「エコチャレンジ2030」の指標・目標見直し箇所は次の通り(斜体は変更前、下線部は変更後または新規追加)。
■脱炭素社会の形成
[項目]温室効果ガス排出量の削減
[指標]化石エネルギー起源CO2排出量(2013年度比)⇒温室効果ガス排出量(2013年度比)
《対象範囲》レンゴー単体および国内連結子会社の「省エネ法」対象企業⇒レンゴー単体および国内連結子会社(事務所、倉庫等の非製造拠点を除く)
[2030年度目標]46%削減
■循環型社会の形成
[項目]資源の有効利用
[指標]板紙の古紙利用率…《対象範囲》レンゴー単体および国内連結子会社の板紙製造拠点
[2030年度目標]98%以上⇒99%以上(2027年度を年限とする)
【新規追加】
[指標]未利用材の利用拡大…《対象範囲》レンゴー単体および国内連結子会社の板紙製造拠点
[2030年度目標]調達する未ざらしパルプを国内未利用材由来とすることを目指す(2027年度を年限とする)
■水リスクの管理
[項目]水リスク評価とリスクの低減
【新規追加】
[指標]水使用量原単位(2021年度比)…《対象範囲》レンゴー単体および国内連結子会社の製造拠点
[2030年度目標]22%削減
株式会社 紙業タイムス社 「Future6/24号」より