大王製紙は、世界中の女の子の自立を支援する「ハートサポート2024」プロジェクト(https://www.elleair.jp/hs/)を、5月28日~6月30日の約1 ヵ月間実施した。
「ハートサポート」は、同社が2018年に開始し今年で6回目を迎えるプロジェクト。18~19年はアフリカ・ケニアへの支援を行い、21年からは支援先をザンビアに変更。一過性の支援ではなく、生理用品を繰り返し利用できるよう布ナプキンの作製支援を行うコミュニティスペースを開設し、作製した布ナプキンを販売することによって収入を得る機会を提供すると同時に、健康・衛生・性に関する知識を普及し、女の子を取り巻く環境や意識の改善に取り組んでいる。また、昨年はSNSを通じた布ナプキン作製支援に加え、日本とザンビアをオンラインでつなぐ「世界女の子会議2023」も開催した。
今年はまず第1弾として、日本女子大学附属中学校の3年生38名を対象に、生理に関する「特別授業」を3月に実施。昨年開催した「世界女の子会議2023」を経て、日本の学生に改めて生理について考えるきっかけを作り、生理を理解する大切さを知ってもらいたいとの思いから実現した。特別授業の様子は、「ハートサポート」特設サイト(https://www.elleair.jp/hs/)から閲覧できる。
第2弾では、21年から継続しているザンビアへのSNS投稿を通じた「布ナプキン作製支援」を、6月30日まで実施した。Twitterでハッシュタグ「#エリスハートサポート2024」をつけて、特別授業の動画の感想を投稿すると、投稿1件につき布ナプキン1枚分の作製費が支援されるという取組みで、今年はエリス公式Instagramでも同様のキャンペーンを実施した。支援先はザンビア・ルサカ市のスラム街(ジョージ地区)。
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/15号」より