日本紙パルプ商事はこのほど、全国の紙卸商と共にワークショップ「OVOL CREATIVE WORKSHOP SERIES」を開催する。同社は昨年10月に開催した『OVOL Bridges 2023~The 2nd Paper Merchants Forum~』おいにて、*紙の価値普及に向けた「出前教室の全国展開」、*全国の紙卸商と共に紙の新たな可能性を見出す「ワークショップの定期開催」、*紙を通じてできる社会価値について調査研究するための「紙の価値普及に向けた研究会の発足」――という3つの取組みの実行を表明。
今回のワークショップはその第一弾として、自社の顧客にして重要なビジネスパートナーでもある全国の紙卸商と共に取り組むもの。コンセプトは「未来思考と共創で紙の可能性を発想する」。
〔開催日時〕▽2024年8月26日~27日▽2024年9月17日~18日▽2024年10月7日~8日
〔参加者数〕全国紙卸商75社99名および日本紙パルプ商事社員
このワークショップでは同社が全国の紙卸商と共に、チャレンジングでワクワクするようなアイデアを発想できる人材を紙流通業界全体で増やしていくとともに、未来思考と共創で紙の可能性を発想することを目的としている。
この8月から10月にかけて3回にわたり開催するワークショップで取り上げるテーマは「教育」。未来の知育・教育について想像をめぐらせ、永年にわたり教育・文化を支えてきた紙の新たな可能性を探る。またワークショップは複数年にわたるシリーズとして、毎年テーマを変更しながら継続的に実施していく予定。
日本紙パルプ商事は「今後も紙の価値向上に向けて社会に積極的に提案・発信を行うとともに、このような活動を通じて企業価値向上に取り組む」とコメントしている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/29号」より