北海道を拠点に資源リサイクル事業を展開している、ほっかいもっかいグループが運営する特定非営利法人北海道スポーツGOMI拾い連盟では、来たる9月14日(土)、第12回目となる「スポGOMI大会in札幌」を市内の清田区で開催する。
スポGOMIは、企業や団体が取り組んできた従来型のゴミ拾いに、「スポーツ」のエッセンスを加え、今までの社会奉仕活動を「競技」へと進化させた日本発祥の新しいスポーツ。参加者は5人以下でチームを組み、制限時間内にゴミを拾い、その量と質でポイントを競う。
昨今、企業の事業活動においては「SDGs」への配慮が必須となっており、生活者においても購買に際しての選択要素の一つに「サステナブル」が採り入れられるなど、「SDGs」を抜きにしては環境問題についても語れなくなりつつある。
そうした中、ほっかいもっかいグループでは特に子どもたち、学生を対象に気軽に楽しみながら環境意識の向上を促すような試みができないかという思いから、過去11回にわたりスポGOMI大会を開催し、多数の参加を得てきた。
昨年はグループの本社がある清田区で初めて開催し、選手・サポーター(審判)を含む総勢184名が参加、95.3㎏のゴミを回収した。
グループでは現在、「ゴミのない街=この世からスポGOMIが必要とされない世の中を作る」」ことを目標に、第12回大会の 開催に向け、準備を進めているところだ。
参加の募集はすでに打ち切られているが、大会の概要は以下の通り。
▽開催日…9月14日(土)▽開催時間…9:00~13:15予定▽開閉会式会場…札幌市清田区役所 市民交流広場▽共催…清田地区商工振興会▽競技ルール…*1チーム5名以下の編成*制限時間は1時間で、1チームに1名以上の審判が同行*定められたエリアの中で拾い集めたゴミの質と量をポイント化し、点数を競う
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/29号」より