大王パッケージ茨城工場では、今年9月に完成を予定している新倉庫の上棟式を、去る5月15日の大安に執り行った。同社は新倉庫建設による出荷能力の拡大により、2024年物流問題における課題の一つ、荷待ち時間の削減に取り組んでいく。
上棟式当日は同社グループ役員のほか、施工企業など多くの関係者が参加し、今後の工事の無事と茨城工場および関係者のさらなる発展を祈念した。
OBPを活用したパレットの使用を開始
大王パッケージこの4月より、素材の一部に オーシャン・バウンド・プラスチック(OBP)〈*〉を活用したプラスチックパレットの使用を開始した。製造は岐阜プラスチック工業。〈*〉OBP:海に流れる可能性のあるプラスチックごみ。
同社は2024年物流問題における課題の一つ、ドライバーの働き方 改革推進を目的に順次パレット輸送への切り替えを進めている。今回は段ボール製品の輸送・保管などで使用する物流資材に、OBPを活用したプラスチックパレットを取り入れることでCO2排出量を削減し、環境負荷低減の取組みも推進していく。
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/5号」より