KPPグループホールディングスは、グループ会社の鳴海屋紙商事(宮城県仙台市若林区)が制作する「仙台七夕飾り」を8月8日(木)まで銀座松竹スクエア内に展示している。
仙台七夕の代名詞でもある全長6mの吹き流し(写真)のほか、中央区の子どもたちの願いが込められた短冊を結び付けた「笹飾り」も併せて展示。また来場した人たちに願いを書いてもらえる短冊も用意している。
この七夕飾りはグループ会社の鳴海屋紙商事が制作するもので、仙台市で開かれる「仙台七夕まつり」で使われるものと同じ、紙製の飾り。仙台の七夕まつりは月遅れの七夕の前後に当たる8月6~8日に開かれ、同時期に東京都内でも飾りを展示することで、当地の七夕まつりの雰囲気を演出する。
展示では、七夕飾りをきっかけに、「紙」という古くから使われている素材を見直し、循環型社会を考えるきっかけを提供しようと、グループ会社の王子ファイバーが製造・販売する紙の糸『OJO+』製品や、KPPグループHDが扱う食器などの環境対応製品も紹介する。
この展示は(一社)東銀座エリアマネジメント主催「東銀座エリア 風鈴イベント2024」〈~8月18日(日)〉の一環。イベントでは、銀座~築地エリアを中心に、東京都の伝統工芸品である「江戸風鈴」と、岩手県で親しまれている「南部鉄器風鈴」を展示して東銀座の夏を彩る。
〔展示概要〕▽期間:7月19日(金)~8月8日(木)午前10時~午後9時(土日見学可)▽会場:銀座松竹スクエア内(東京都中央区築地1丁目13-1)▽アクセス:東京メトロ日比谷線「東銀座駅」徒歩1分▽入場:無料▽主催:KPPグループホールディングス▽共催:(一社)東銀座エリアマネジメント▽協力:鳴海屋紙商事
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/5号」より