日本製紙が製造販売するストローレス学乳容器『School POP』の採用エリアが、夏休み明けからさらに拡大した。
School POPは、2021年1月の高知県(乳業メーカー:ひまわり乳業)での採用を皮切りに、福岡県北九州市、鹿児島県、宮崎県、兵庫県淡路島、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、岐阜県、徳島県、佐賀県、神奈川県、大阪府、群馬県、富山県、愛知県、石川県、京都府、熊本県で採用されるなど、ストローレス学乳容器の代名詞として急速に普及した。
今回は、新たに北海道(乳業メーカー:新札幌乳業)で導入されて採用エリアが22都道府県に拡大したほか、大阪府(協同乳業)、熊本県(熊本県酪連)でも採用された。国内で使用されている紙容器の学校給食牛乳は年間約15億本で、このうちSchool POPは合計5億本以上となる見込み。ストロー1本を0.5gとして計算した場合、250tの使い捨てプラスチックを削減できる計算となる。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/23号」より