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紙の業界ニュース

2024/09/23

決算

=2025年3月期第1四半期④=
 前号に続き、紙パ関連各社の2025年3月期第1四半期決算(24年4~6月)を紹介する。以下、連結ベース、単位100万円、%表記は対前年同期比、〈 〉内は前年同期の実績値。
【紙流通】
■KPPグループホールディングス
〔第1四半期〕
 売上高    162,452    (+1.1%)
 営業益    2,986    (△23.9%)
 経常益    2,248    (△32.1%)
 当期益    1,649    (△38.0%)
〔通期予想〕
 売上高    655,000    (+1.6%)
 営業益    16,500    (+4.3%)
 経常益    13,500    (+8.2%)
 当期益    11,000    (+3.6%)
○北東アジア…売上高△1.7%、営業利益△13.0%。国内グラフィック用紙は販売量が減少して減収減益。段ボール原紙は、販売量・売上高は前年割れとなったものの、価格修正後の市況が維持され増益。紙器用板紙は、トレーディングカードなどの高級板紙は堅調だったが、インバウンドの影響は限定的で販売量は減少。しかし売上高は前年並みを維持し利益も増益。古紙は発生量・販売量は減少したが、価格上昇で増収増益。市販パルプは減収。中国は販売量・売上高ともに減少。
○欧州/米州…売上高+2.5%、営業利益△39.9%。ペーパー事業は減収減益。パッケージング事業は、売上高・利益ともに期待水準には達しなかったが、新たに買収した2社が業績に貢献。
○アジアパシフィック…売上高+10.5%、営業利益+95.1%。オセアニアは前年並み。東南アジア・南アジアはインド向けなどのトレーディング事業が好調で増収増益。
○不動産賃貸事業…売上高△1.9%、営業利益△0.2%。
 通期予想は5月公表の前回予想から変更なし。
■日本紙パルプ商事
〔第1四半期〕
 売上収益    135,167    (△0.5%)
 営業益    4,321    (△7.2%)
 経常益    4,750    (△5.9%)
 当期益    2,916    (+2.7%)
〔通期予想〕
 営業益    18,000     (+3.4%)
 経常益    18,000     (+7.4%)
 当期益    10,000     (△3.4%)
○国内卸売…売上収益+0.6%、経常利益△9.3%。紙の販売量は減少。板紙は、段原紙の販売量は減少したが白板紙は医薬品・化粧品向けが増加し、トレーディングカード用途も好調だったため、販売量は微増。機能材料製品は需要が回復。これらの結果、販売量は前年並みとなり、経常利益は人件費などの販管費増加で減益。
○海外卸売…売上収益△1.3%、経常利益△27.7%。米国、英国、豪州は、需要減少や販売単価の下落で売上収益が減少。日本からの輸出は東南アジア向けが増加。利益面は、人件費をはじめとした販管費の増加も影響。
○製紙加工…売上収益+1.3%、経常利益+13.4%。段ボール事業、再生家庭紙事業ともに販売量は前年並み。利益は、生産効率向上や、赤字の連結子会社が連結範囲から外れたことなどにより増益。
○環境原材料…売上収益△6.0%、経常利益+28.3%。国内、米国ともに古紙販売量が減少し、米国で2拠点を事業停止したため減収。
○不動産賃貸…売上収益+4.0%、経常利益+2.7%。
 通期予想は5月公表の前回予想から変更なし。
■共同紙販ホールディングス
〔第1四半期〕
 売上高    4,133    (△4.1%)
 営業益    △41    〈43〉
 経常益    △22    〈60〉
 当期益    △14    〈39〉
〔通期予想〕
 売上高    17,000    (+1.6%)
 営業益    100     (+5.9%)
 経常益    125    (+3.5%)
 当期益    70    (+19.0%)
○洋紙卸売事業…売上高△4.1%、セグメント利益△66.7%。広告・チラシ・カタログ用途の需要減や帳票類のweb化に伴う減少により販売量が減少。利益は、販売減と仕入価格上昇により利益率が低下。
○不動産賃貸事業…売上高△1.1%、セグメント利益△1.2%。
○物流事業…断裁加工売上が増加し、売上高+2.2%、セグメント利益+33.3%。
 通期予想は5月公表の前回予想から変更なし。
■平和紙業
〔第1四半期〕
 売上高    3,769    (△1.0%)
 営業益    △0    〈2〉
 経常益    34    (+5.1%)
 当期益    9    (△3.1%)
〔通期予想〕
 売上高    16,800    (+4.2%)
 営業益    165     (+4.4%)
 経常益    235    (+5.9%)
 当期益    143    (+4.9%)
○和洋紙卸売業…構造的な需要減で販売量が減少。販売単価の上昇、各種事業推進施策により主力の高付加価値特殊紙の販売金額は上向いたが、全体での販売量減少をカバーできず、売上高は△0.7%。営業損益は△6百万円となり赤字幅が膨らんだ。品種別の売上高は次の通り。ファンシーペーパーは商業印刷用途や紙製品用途が堅調に推移して+4.2%。ファインボードは商業印刷用途が減少して△1.4%。高級印刷紙は商業印刷用途や書籍向けの販売が減少して△2.5%。ベーシックペーパーも書籍向けや商業印刷用途が減少して△7.8%。技術紙は合成紙の販売が堅調に推移し+1.9%。その他(家庭紙、紙加工品、製紙関連資材等)は△14.6%。
○不動産賃貸業…売上高+22.3%、営業利益+25.7%。
 通期予想は5月公表の前回予想から変更なし。

株式会社 紙業タイムス社 「Future9/23号」より

 

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