機能紙研究会は11月21日(木)、東京・江戸川区の「タワーホール船堀」(5F大ホール)で、「第63回機能紙研究会」を開催する。
今回のメインテーマは「機能紙、伝統と革新」。新素材や新製品、文化財としての紙、環境問題対応など、2つの特別講演を含む計8講演を実施するほか、併せて「ポスター研究発表&新製品展示会」を開催し、講演会の席で出展者によるプレゼン発表も行われる。翌22日(金)の見学会は、国立印刷局・東京工場、紙の博物館、ANA機体工場を予定している。
【特別講演(講師)】▽「レス・キャッシュ社会における新しい日本銀行券について」(国立印刷局研究所研究所長・丸山誠二)▽「有機酸による植物バイオマスの超穏和溶解によりつくる新素材プラスチックの強度や紙の風合いをもつフィルムやモールド」(京都大学成長戦略本部特定教授、バイオマスプロダクトツリー産学共同研究部門長・渡 辺隆司)
プログラムの詳細や参加申込方法などはwebサイト(http://www.e-kami.or.jp/HP/kinoushi/annai.html)を参照。申込締切は11月8日(金)。また機能紙研究会では、「ポスター研究発表&新製品展示会」の出展社も募集している(申込期限:10月25日)。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/28号」より