東京紙商の親睦団体・友和会は、今年創立100周年を迎えた。これを記念し、去る10月19日(土)、銀座・王子ホールにおいて、記念コンサートを開催した(写真)。当日は会員の役員や社員、会員の家族などが来場し、300人収容のホールはほぼ満席となった。
開催に当たり、主催者を代表して小馬井秀臣幹事長が登壇し、「この記念音楽会を皆さんと共有できることを大変うれしく思う」と謝辞を述べた。
記念コンサートでは、構成・指揮、編曲などを、「題名のない音楽会」や「世界一受けたい授業」などTVでもおなじみの青島広志氏が担当。演者は、声楽家の横山美奈氏(ソプラノ)、小野勉氏(テノール)のほか、小山啓久氏(ヴァイオリン)、谷口宏樹氏(チェロ)を招聘した。
第1部では、今回の100周年記念にちなみ、生誕・没後100年に関連した作曲家を中心に選曲。
続く第2部では、プッチーニの蝶々夫人をはじめ、「犬のおまわりさん」などを披露。最後には、アニメ「となりのトトロ」から「さんぽ」を選曲し、会場全体で盛り上がった。青島氏の終始軽妙なトークもあって、約1時間半のコンサートは盛況裡に終了した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/11号」より