大王グループの丸菱ペーパーテックはこのほど、米国保健福祉省・食品医薬品局(=FDA)のルールに準拠した、食品に直接接触する用途として使用可能な包材用紙の開発に成功した。写真は包材用紙の使用イメージ。
米国では、食品接触材は「間接的な食品添加物」とみなされ、連邦規則に基づき厳しく管理されている。食品用紙包材を輸出・販売するには、この規則に準拠していることが求められるが、大王グループは、食品用紙包材の海外展開を見据え、要求に適合した食品用包材用紙を開発したもの。同社では、引き続き各国の法規制に準拠した商品開発を進めていく考え。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/11号」より