レンゴー・武生工場のビオトープが、「令和6年度前期 自然共生サイト」に福井県で初めて認定された。今回の認定は、福島矢吹工場ビオトープに続き、レンゴー2ヵ所目の認定となる。
武生工場は、1934年から木材パルプを原料にしたセルロース製品を製造している。土壌中または海洋中の微生物によって、水とCO2に分解される環境に優しい製品であり、また敷地内のビオトープでは、清流「治左川」の水を利用し希少生物が育つ環境を整えている。
自然共生サイトとは、「民間の取組みなどによって生物多様性の保全が図られている区域」のこと。環境省が2023年度に認定制度を開始した。認定された区域は、国立公園などの保護地域との重複を除き「OECM」(Other Effective area based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する地域)として国際データベースに登録される。
Pentawardsで銀賞
パッケージデザインの世界的なコンペティション「Pentawards 2024」のEコマース部門で、レンゴー関連の作品『北海道物産品ギフト』(江戸屋)が銀賞を受賞した。
■『北海道物産品ギフト』…北海道の生鮮品や加工食品の通信販売用ギフトケース。「HOKKAIDO」の文字デザインの一部を取り扱う品物で表現し、北海道産をアピールした。グレー地の段ボールに白インキで北国の雪空を想起させ、特別感のあるデザインとした。段ボールは古紙利用率100%、無漂白・無着色の再生紙スマート エコホワイト(SEW)を使用。
なおレンゴー関連では、このほか1作品が入選した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/18号」より