王子ホールディングスは、生活協同組合連合会コープ九州事業連合のグループ会社、コープ電力から、九州にある王子社有林の育林費用の一部として、寄付を受けることを発表した。コープ電力は、コープ九州事業連合の組合員が購入する電力量に応じて寄付をする。
王子は国内民間企業としては最大級となる、国内外合わせて63.5万ha(東京都の約3倍に相当)の社有林を保有し、それを「王子の森」と呼んでいる。また、コープ電力が組合員に販売する電気の一部は、王子グリーンエナジー日南のバイオマス発電所から供給されており、発電で使用される燃料の一部にも、王子の森から出材した木材が活用されている。