日本製紙グループの日本紙通商は、オンラインショップ「紙通.shop」(https://www.kamitsu.shop/)をリニューアルし、6月19日から古紙入り紙糸を用いた布製品の販売を開始した。
日本製紙グループでは、2022年10月から日本製紙の富士工場で食品・飲料用紙容器類専用のリサイクル設備が新たに稼働し、高品質・高白色のリサイクルパルプを生産できるようになった。このパルプを用いることで、段ボールやトイレットペーパーなどの紙製品だけでなく、タオルやトートバッグといった、紙糸を使った布製品へアップサイクルできる。日本紙通商は今後、こうした付加価値の高い布製品を、『choito』のブランド名で同オンラインショップにて販売していく。写真は紙容器アップサイクル商品のイメージ。
なお「紙通.shop」では、使用済み紙コップ回収キットも販売している。同社は、これまで以上に未利用古紙の回収促進を図り、再資源化プロジェクトを推進する考え。