㈱製紙パレット機構は6月18日、東京・銀座の紙パルプ会館で第49回定時株主総会を開催した。事業報告や役員選任などの議案は原案通り承認され、終了後は2024年度優良協力会社表彰を執り行った。
〔役員陣容=6月18日〕▽代取社長・川里裕一〈パレット機構〉▽取締役・荒井正志〈王子物流〉▽同・渡邊彰〈日本製紙〉▽同・高橋範男〈北越コーポレーション〉▽同・塚本貴夫〈三菱製紙〉▽監査役・濱本信之〈中越パルプ工業〉▽同・北爪正弘〈日本製紙連合会〉
製紙パレット機構によると、2024年度の製紙パレット回収実績は、札幌・関東・中部・関西・九州の5地区合計で391.1万枚(前年比△1.0%)、納品は386.9万枚(△1.8%)だった。紙・板紙国内出荷量が△1.4%(紙△3.0%、板紙±0.0%)とマイナスだったのでパレットの回収数も減少したが、株主製紙メーカー7社の回収率は67.8%で、前年より0.7ポイント向上した。
2024年度の優良協力会社として表彰されたのは次の6社。
【優良協力会社】
◎東北地区…▽協和運輸倉庫(〓橋大輔代取社長)
◎関西地区…▽王子物流西日本統括本部(京本健一本部長)▽玉村運輸京都支店(上田信志支店長)
◎札幌地区…札幌紙流通センター(上野正一取締役センター長)
◎九州地区…日本紙運輸倉庫九州支店(壁谷宗和九州支店長)▽東福運送(高倉鉄也取締役社長)