官公庁などを中心に、用紙の調達について入札方式で納入業者を一般から募集すること(官報などで告知される)。応募する業者は納入価格を提示し、基本的にそのなかから最安値の価格を提示した業者が落札する仕組み。紙の場合は随時、募集があり、数量も比較的大きいが、利益面はあまり期待できないともいわれる。電話帳用紙にも入札制度が採用されている。なお募集対象が一般なのに対して、特別な物品の調達の際に複数の特定業者を指名する「指名入札」もある。
出典:「知っておきたい紙パの実際2009」株式会社紙業タイムス社