ハワイで事業展開する、レンゴーの100%子会社Rengo Packaging, Inc.は7月1日、ハワイ・オアフ島に開設した段ボール新工場の竣工式を開催した。
新工場はホノルルの西部近郊に位置するマラコレ工業団地にあり、敷地面積3万4,398㎡、建築面積1万4,465㎡の規模。ハワイで唯一の段ボール工場として、段ボールシート・ケースを生産していく。
これまでハワイで使用される段ボール製品は、すべて米国西海岸から海路輸送されていたが、新工場の完成により、品質向上はもちろん、受注から納品までのリードタイムが大幅に短縮されることになる。Rengo Packagingは今後、レンゴーグループとして米国本土市場も見据え、事業基盤をさらに強化していく考え。
【Rengo Packagingの概要】
〔設立〕2011年4月14日
〔資本金〕4,800万㌦
〔事業内容〕段ボールケースの製造販売、包装資材の販売
〔従業員数〕43名
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/21号」より