紙卸商のシオザワを中核とする㈱4030ホールディングスは、紙卸売業界向けのソリューション事業を展開する新会社、㈱イオシス(Iosis)を4月1日付で設立した。資本金は300万円、グループ各社が入居する4030ビル(東京・中央区湊)の3階に事務所を置き、代表取締役にはシオザワ社長の塩澤好久氏が就任している。
新会社は、WEBサイトの活用などによるIT戦略提案やWEBの保守メンテナンス業務、紙卸売業界向け基幹システム/業務補助システムの販売を主な事業とする。ITを活用して紙卸売業界に潤い=オアシスを提供していくという想いを込めて、「IT+オアシス」の造語である「イオシス」を社名とした。
紙卸商向けの基幹システムとしては、JP情報センターの「PROTS」シリーズが圧倒的な認知度とシェアを持つが、新会社はシオザワが長年にわたり培ったノウハウを活かし、卸商ならではの目線で実際の使いやすさにこだわった、コストパフォーマンスの高いシステムを開発していく考え。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/18号」より