山陽製紙はこのほど、2017年10月から18年9月までの環境経営活動をまとめた「61期環境経営レポート」を発行、ホームページで公表した。
レポートでは、CO2排出量の削減や節水など省エネ・省資源への取組みのほか、若手社員と地元小学生の交流を通じて双方向の成長を願うキャリア教育「ドリカムスクール」や、不用コピー用紙を資源に変える「PELP!(ペルプ)」など、1年間の環境活動を紹介している。
同社は、設立50周年を機に経営理念を刷新し、「循環型社会への貢献」を掲げた。12年前から環境活動「エコアクション21」に取り組み、その中でも昨年度は大きな取組みとして、大手電力会社の使用をやめ、長野県の水芭蕉水力発電所の自然エネルギー(FIT)に切り替えている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future1/7号」より