外食、小売、アミューズメント業界向けに業務用備品など提供する専門商社、オザックスはこのほど、受発注クラウドサービスMulti Platform System(=MPS)ブランドの新ITサービスとして、倉庫管理クラウドWMS「MPS LOGI」(http://www.mps.ozax.co.jp/logi/)をリリースした。
「MPS LOGI」(開発委託先:日立物流ソフトウェア)は、倉庫現場での作業指示の簡略化・標準化とともに、各種業務の大幅な省力化を実現する。主な機能は次の9点。
①入出荷管理:作業に必要な情報が常にデータ化され、簡単に出力可能。
②在庫管理:現在庫数・引当可能数などのステータス別に在庫数をリアルタイム表示。
③棚卸:棚卸時のリスト出力を画面上で実施。理論在庫との差異を自動検出。
④複数拠点の在庫の可視化:クラウドならではの機能として、複数倉庫の最新在庫数を1画面内で横断的に閲覧・管理。
⑤ハンディ端末連携:バーコードスキャンや簡単な入力だけで入荷検品・ピッキングを実施。
⑥帳票印字:納品明細書、積み込みリスト、入庫ラベルなど各種帳票を簡単に発行。
⑦専用伝票の印字:配送業者ごとの専用伝表の印字。
⑧基幹システムとの連携:各種マスタ情報(大量の商品登録や顧客情報など)をCSVで連携。
⑨在庫ロケーションの柔軟な設定:複数倉庫をフリーロケーションで細分化、ロケーションごとにルール設定。
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/3号」より