京都大学生存圏研究所は2月27日、近畿経済産業局および京都市産業技術研究所との共催により、「ナノセルロースシンポジウム2020～構造用CNF材料の開発と自動車への応用」（第417回生存圏シンポジウム）を、「京都テルサ」テルサホールで開催する。参加無料。

　昨年の東京モーターショーに、京大生存圏研究所などが中心となって完成させたナノセルロースヴィークル（NCV）が出展された。NCVには生存圏研究所や京都市産業技術研究所が多くの機関とともに開発したさまざまなCNF材料が実装されている。今回のシンポジウムでは、講演会場最前列にNCVを展示し、今年度が最終年度となるNEDOリグノCNFプロジェクトおよび環境省NCVプロジェクトの成果について、19件の講演により報告する。シンポジウムの開催要領は次記の通り。

〔日時〕2月27日（木）10:00～18:00（受付9:00から）

〔会場〕京都テルサ テルサホール

〔参加申込み〕次記webサイトから申し込む。定員600名（先着順）

https://reg.convention.co.jp/f-system3/view/view_form.php?form_id=3950&code=0827a

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future2/17号」より