コアレックスグループ各社(コアレックス三栄、コアレックス信栄、コアレックス道栄)は、4月28日から、全従業員に「特別感謝金」の支給を開始した。約400名に総額約8,000万円を支給する。支給対象者は、工場構内で作業しているすべての人を“ワンチーム”と捉え、社員のほか、契約社員やパート、入構する個人経営のトラックドライバーなども対象とした。
トイレットペーパー、ティシュなどの生活必需品を製造・販売する同社グループの製造現場では、緊急事態宣言以降も日夜、数多くの従業員が感染の危険にさらされながら、生活維持に欠かせない仕事に従事する“エッセンシャル・ワーカー”として、日々の業務に従事している。感染予防対策は徹底しているとはいえ、他業界でリモートワークや活動自粛が広がる中、製造現場で働く従業員の心理的な負担は日を追うごとに大きくなりつつある。そこで、感染リスクや不安を抱えながら奮闘している従業員に感謝の意を表し、「特別感謝金」の支給を決めた。
同社グループではこのほか、フェイスマスク、消毒液もすでに全従業員に無償配布しており、今後は体温計も配布する予定。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/18号」より