日本製紙は8月28日付で、国際協力銀行と500億円の借入契約を結んだ。借入期間は約10年。500億円は、かねて公表していたオローラ社豪州・ニュージランド事業の板紙パッケージ部門譲受(2019年10月28日号詳報)に当たり、買収資金調達のために契約したブリッジローンの返済に充当される。
今回の借換えにより、すでに公表済みのハイブリッドローンによる600億円の資金調達(2020年6月15日号既報)と併せ、事業譲受に伴う一連の資金調達およびブリッジローンから中長期の資金への借換えが完了した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/21号」より