=特種東海製紙=
業績予想を修正
特種東海製紙は、2020年5月に公表した21年3月期の通期業績予想(連結)を次記の通り修正した。以下、単位100万円、前期は実績値。
〔通期予想〕
前回 今回 前期
売上高 81,000 76,000 80,603
営業益 2,000 1,800 2,870
経常益 - 3,600 5,389
当期益 - 4,000 3,694
新型コロナウイルス拡大の影響が、当初想定より拡大すると見込んだ。売上高は、特殊印刷用紙の一部製品の輸出量への影響が当初想定を上回る見込みであること、また生活商品事業のラミネート製品など、当初想定していなかった分野へも影響が拡大していることから、上記修正額50億円のうち約30億円を新型コロナの影響金額として見込んだ。営業利益は、減収に伴い8億円程度の利益押下げ要因があるものの、原価改善、経費および管理費の削減などにより、2億円の下方修正とした。未定としていた経常利益と当期純利益についても、営業外損益に関わる新型コロナの影響を一定の前提で想定した上で公表した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/12号」より