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紙の業界ニュース

2020/12/22

決 算

=紙パの第2四半期・=
 前号に続き、紙パルプ関連各社の2021年3月期第2四半期(2020年4~9月)決算を紹介する。以下、連結ベース、単位100万円、%表記は対前年同期比、〈 〉内は前年同期の実績値。
【紙加工】
■トーモク
〔第2四半期〕
 売上高 79,232 (△4.9%)
 営業益 1,450 (△12.8%)
 経常益 1,595 (△8.1%)
 当期益 980 (+0.5%)
〔通期予想〕
 売上高 177,000 (+0.2%)
 営業益 7,100 (+2.7%)
 経常益 7,400 (+4.1%)
 当期益 4,600 (+0.8%)
○段ボール…コロナ禍の販売減により売上高は△5.0%となったが、営業利益は働き方改革・デジタル化の推進などにより+2.6%。段ボール生産量は、マイナスだが全国平均に比べると減少幅は小さい。
○住宅…新型コロナ拡大で工事の着工・施工の遅れがあり、売上高は△6.4%。営業損益は、上半期はコストが先行する住宅事業の特性から、△1,998百万円(前年同期△1,835百万円)。
○運輸倉庫…売上高は△3.8%、営業利益は△11.9%。外出自粛や飲食店の営業時間短縮などにより、飲料製品の輸送量が大幅に減少。
 通期予想は、5月に発表した業績予想を10月に修正した。修正額(単位100万円)は、売上高△8,000、営業益△400、経常益△300、当期益△200。新型コロナの影響が想定以上で、2Q業績が前回公表予想を下回ったことを踏まえ、下方修正した。ただし影響は徐々に軽減され、前期実績はいくらか上回る見通し。
■ナカバヤシ
〔第2四半期〕
 売上高 28,644 (△7.2%)
 営業益 642 (△5.7%)
 経常益 888 (△1.7%)
 当期益 435 (△5.3%)
〔通期予想〕
 売上高 64,000 (△2.0%)
 営業益 2,550 (+8.7%)
 経常益 2,900 (+6.0%)
 当期益 1,650 (+5.6%)
○ビジネスプロセスソリューション事業(ビジネスプロセスアウトソーシング、図書館ソリューションなど)…売上高は△11.6%、営業利益は△67.9%。コロナ禍で官公庁や企業からのアウトソーシングは増えたが、企業の販促キャンペーン中止や縮小の影響を受けた。
○コンシューマーコミュニケーション事業(ノート、アルバム、ステーショナリー関連)…売上高は△0.0%、営業利益は+50.7%。在宅勤務の定着で家庭用シュレッダやリモートワーク関連が伸びた。
○オフィスアプライアンス事業…売上高は△8.7%、営業利益は△28.3%。オフィス向けシュレッダ、消耗品などの販売額が減少。
○エネルギー事業…売上高は+9.2%、営業利益は△0.4%。
○その他…売上高は△33.0%、営業損益は△21百万円(前年同期△26百万円)。
 通期予想は8月発表の前回予想から変更なし。
■朝日印刷
〔第2四半期〕
 売上高 20,395 (+3.1%)
 営業益 1,149 (+35.6%)
 経常益 1,334 (+28.9%)
 当期益 891 (+20.0 %)
〔通期予想〕
 売上高 39,200 (△3.1%)
 営業益 1,650 (△10.2%)
 経常益 2,030 (△6.6%)
 当期益 1,350(△9.3%)
 包装システム販売事業の増収により売上高は増加。利益は、同事業の商品仕入増や印刷包材事業の増産体制構築に伴う製造原価増により売上原価は増加したが、販売管理費がコロナ禍の活動自粛で減少したため、増益となった。
○印刷包材事業…売上高は△1.0%、セグメント利益は同+2.8%。医療用向け製品は増収だが、OTC向け・化粧品向けは前年割れ。
○包装システム販売事業…省人化・省力化ニーズの高まりもあり、売上高は+56.5%、セグメント利益は+36.5%。
○その他(人材派遣事業)…求人・派遣数の減少により、売上高は△14.4%、セグメント利益は+0.4%。
 レンジ形式で開示していた通期予想については、再度検討して前述のような見通しとした。新型コロナの影響は期を通して続くと想定し、そのため緊急事態宣言などの大幅な活動制限は行われないことを前提として算定した。
■スーパーバッグ
〔第2四半期〕
 売上高 13,112 (△15.1%)
 営業益 △47 〈△14〉
 経常益 △44 〈△2〉
 当期益 △223 〈△12〉
〔通期予想〕~未定~
○紙製品事業…売上高は△27.1%、セグメント損益は△167百万円(前年同期104百万円)。コロナ禍で手提袋、平袋、紙器の販売量・金額が減少した。
○化成品事業…売上高は△6.9%、セグメント利益は+77.4%。新型コロナとレジ袋有料化の影響により、レジ袋、ポリ手提袋、平ポリ袋、おむつ用製品が減少した。利益は、原材料安や販管費減少により増益。
○その他事業…売上高は△7.9%、セグメント利益は、粗利益が微増し販管費が減少したため+166.7%。
 通期予想は、合理的な算定が難しため、引き続き開示を見送った。
■昭和パックス
〔第2四半期〕
 売上高 10,214 (△6.3%)
 営業益 615 (△10.6%)
 経常益 692 (△8.8%)
 当期益 481 (△9.7%)
〔通期予想〕
 売上高 20,500 (△4.4%)
 営業益 1,120 (△17.8%)
 経常益 1,270 (△15.6%)
 当期益 870 (△16.0%)
○重包装袋…売上高は△7.0%、セグメント利益は△12.6%。クラフト紙袋の売上量は△7.2%。ほぼすべての用途で減少したが、製粉用途は増加。子会社の売上量は、九州紙工△3.3%、タイ昭和パックス+1.4%、山陰製袋工業△6.9%。
○フィルム製品…売上高は△8.7%、セグメント利益は△5.7%。売上量は産業用、農業用ともに減少し、合計で△8.1%。
○コンテナー…売上高は+0.9%、セグメント損益は△3百万円(前年同期5百万円)。
○不動産賃貸…売上高は△0.5%、セグメント利益は+12.6%。
 通期予想は、5月に発表した業績予想を10月に修正している。修正額(単位100万円)は、売上高+860、営業益+245、経常益+254、当期益+170。海外子会社の売上が落ちなかったこと、国内では売上の減少を一定範囲にとどめられたこと、また、原価や経費を低減できたことから、2Q業績が当初予想を上回ったため、通期についても上方修正した。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future12/21号」より
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