クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(=CLOMA)は3月23日、Alliance to End Plastic Waste(=AEPW。廃棄プラスチックをなくす国際アライアンス)と、世界の海洋プラスチックごみの課題解決に貢献することを目的に、覚書を締結した。
CLOMAは、日本のプラスチック製品のサプライチェーンに関わる企業393社(3月現在)が参加する企業連合。各社が3Rとプラスチック代替素材開発に取り組む中で培った技術やノウハウを結集し、世界のプラスチックに関する課題解決に貢献していくことを目的に、2019年に159社でスタートした。参加企業数は拡大しており、産業界の中でもCLOMAに対する期待が高まっている。
一方AEPWは、廃棄プラ問題の解決に取り組む国際的な非営利団体。プラスチックのバリューチェーンに関わる、世界中の57社の会員企業および15の政府系・非政府系組織(3月現在)と戦略的提携関係を結んでいる。
CLOMAとAEPWは覚書のもと、主に次の2点の協力を目指す。
・環境に流入するプラスチック廃棄物を削減するためのプロジェクトを共同実施
・プラスチック廃棄物のマネジメントについて、知識やベストプラクティスを共有
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/26号」より