オフセット印刷に用いられる刷版の寸法に関する国際規格が、このほど改定、発行された。
今回発行された国際標準ISO12635では、従来から規定されていた刷版の厚さや平坦度、エッジの真直度、バリの要件に加え、新たにサイズ(幅・長さ)を定めた。サイズ規定に当たっては、日本が考案した「標準サイズ選定のためのルール」に基づき、刷版のサイズを261種類(全サイズ数の3%程度)に絞り込むなど、日本が国際規格の改定を主導した。これにより、刷版の在庫と廃棄の削減につなげる。
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/19号」より