大王製紙はこのほど、コロナ禍における「からだとこころの触れ合いに関するアンケート調査」および触れ合いの影響を測る「効果測定調査」を実施。併せて、触れ合いによって幸せと笑顔を増やす「エリエール えがおにタッチPROJECT」を始動した。
　調査は全国の20?70歳代以上の男女、3,000名を対象にアンケート形式で行われた。その結果、「からだの触れ合いがとても減った／減った」と回答した人は37％、「こころの触れ合いがとても減った／減った」と回答した人は41％に上り、コロナ禍で触れ合いが減ったと感じている人は多いことが分かった。
　また、親子・夫婦・パートナーの計10組を対象に、からだの触れ合い、こころの触れ合いによってオキシトシンの分泌量がどのように増加するか、また“ストレスホルモン”と呼ばれているコルチゾールの分泌量がどのように減少するかを検証する効果測定調査を、専門家監修のもとで行った。
　その結果、「からだの触れ合い」の実験では、5組中3組のオキシトシンの値が平均26％増加し、5組中4組のコルチゾールの値が平均で41％まで減少。また「こころの触れ合い」の実験では、5組中5組でオキシトシンが平均41％増加し、コルチゾールは5組中4組が平均で68％まで減少したという。
　大王製紙がこのほど新たに立ち上げた「エリエール えがおにタッチPROJECT」では、からだの触れ合いとこころの触れ合いの大切さを伝えるとともに、タッチングノウハウを開発し、特設サイトや「エッセンシャルタッチブック」で発信していく。また、タッチングノウハウを広めるために、定期的にイベントを実施するほか、エリエール商品の売上げの一部を地方自治体に寄附し、公民館や児童館での「触れ合いの機会」を取り戻す活動を支援する。

  コピー用紙の売上げでコロナ募金に2回目の寄付
　大王製紙は、コピー用紙の売上金の2％をユニセフの「新型コロナウイルス緊急募金」へ寄付する活動を2021年2月から実施しているが、このほど、その2回目として344万7,903円を寄付した。これにより、同社の「新型コロナウイルス緊急募金」への寄付は、累計566万7,327円となった。
　売上金の2％を寄付するコピー用紙は、『New OAペーパー type H 新型コロナウイルス助け合いの輪＋（プラス）』の製品名で販売しており、購入企業の希望に応じて感謝状を贈呈している。

「ディズニーデザイン商品を買って当たるキャンペーン」
　また大王製紙は5月1日から7月22日まで、エリエールのディズニーデザイン全商品を対象に、購入者の中から抽選で3,000名にディズニー関連賞品が当たるキャンペーンを実施中。
　エリエールでは、2020年秋にベビー用紙おむつの『グーン』でミッキー＆ミニーのデザインを採用、以降、ウエットティシュやペーパータオル、ティシュ、ふき掃除シートなどで、ディズニー9作品、総勢30以上のキャラクターをパッケージデザインに採用してきた。
　キャンペーンは、期間中に販売される50以上のディズニーデザイン商品を対象に実施。購入時のレシートで応募すると（webまたは郵送）、抽選により劇団四季ギフトカードやディズニーレゴ、ミニーのシルバーネックレスなど6種類のディズニー関連賞品がもらえる。今夏の劇団四季は、「ライオンキング」「アラジン」「アナと雪の女王」「リトルマーメイド」を上演予定。詳細はキャンペーンサイト（https://www.elleair.jp/campaign/disneycp_2205）を参照。
 

株式会社　紙業タイムス社　「Future5/23号」より