王子ホールディングスは、京阪ホールディングス、ホテル京阪と共同で、使用済みアルミ付き紙容器のリサイクルを開始した。ホテル京阪の客室で使用された紙容器をトイレットペーパーに再生し、再びホテル京阪で活用する。
ホテル京阪は脱プラスチックの取組みとして、客室内のミネラルウォーターを、従来のペットボトルからアルミ付き紙容器に変えて提供している(一部店舗を除く)。容器使用後の取扱いについては、回収や輸送、再生製品化に係るオペレーションやコストの問題から、一般廃棄物として処理していたが、リサイクルすべく検討を進めた結果、マテリアルリサイクルの仕組みを構築したもの。
リサイクルに当たっては、王子グループが回収・輸送(旭進紙業)から再生製品化(王子グループ協力工場)までを一貫して担う。また回収に際しては、ホテル近隣の京阪グループのオフィスビルから排出される古紙も合積みして効率化を図り、輸送コストを低減するとともにCO2削減につなげる。
回収は、8月中旬から大阪府内のホテル京阪5店舗(なんばグランデ、淀屋橋、天満橋駅前、天満橋、京橋グランデ)で本格的に開始。これにより月間約1,920kg、年間約23tの廃棄物削減を見込んでおり、年間で約27.6tのCO2排出削減が期待される。
王子ホールディングスが関西地域でアルミ付き紙容器をトイレットペーパーにリサイクルするのは今回が初めてで、今後はホテル京阪の全国各店舗への導入拡大を目指して検討を進めていく。







