大王製紙の三島工場(愛媛県四国中央市)で4月28日、排水配管の一部が破損する事故が発生した。この影響で工場内の一部生産設備が停止したが、順次立ち上げている(4月30日時点)。
大王製紙の発表によると、事故は4月28日18時頃に発生。破損したのは、紙パルプ製造工程の排水処理ライン埋設配管の一部という。人的被害はなく、環境被害についても、詳細は調査中だが4月30日時点では大きな影響は確認されていない。業績への影響は精査中。
大王製紙は、「原因の究明および点検強化やモニタリング体制の見直しを含む再発防止策を策定・実行する」としている。
可児工場の事故で続報 再発防止策を発表
大王製紙は、3月10日に可児工場で発生した設備事故について再発防止策を発表した。
事故は、1系キルン設備の建屋内で生成ガス用バルブの脱着工事中に発生。作業に先立ち、閉止すべきバルブが適切に閉止されておらず、生成ガスが設備建屋内に流出したことが原因だった。
同社は、工事前の確認体制を含め運用面で課題があったとして次のような再発防止策を発表した。
①工事着工の運用厳格化…工事に伴う危険箇所の抽出を着工前に確実に実施するとともに、着工日には施工業者とともに現地・現物で相互確認を徹底
②設備および表示面での対策…危険箇所の注意喚起表示を追加するとともに、万一、漏洩が発生した場合でも災害に繋がるリスクを低減するための設備対策を実施
③教育の再徹底…従業員・工事関係者に、操業で使用するガス・薬品などに関する危険性について再教育を実施しており、今後も定期的に実施する。







