王子グループのオープン社内報「OJI TODAY」(https://note.ojiholdings.co.jp/)の特別企画で、サッカー元日本代表の中田英寿氏が北海道の社有林「王子の森」を取材した。
中田氏は引退後、100以上の国や地域を旅しながら、400を超える酒蔵、500名以上の農家・漁師・畜産・酪農家、人間国宝や伝統工芸士、作家を訪問し、日本の風土とともに文化や伝統に関する知見を広げている。
「OJI TODAY」の特別企画では、中田氏が冬の栗山町で行われている林業の現場を取材、「人の手は自然にとって必要なのか」「森林の伐採と植林のサイクル」「林業の川上と川下はつながっているのか」「40年、50年先を前提にした仕事をどのように人々に伝えていくのか」など、多くの問いを投げかけた。
王子グループの林業は、人の手を入れるべき範囲と、入れない方がよい範囲――水源保全や生物多様性の観点も含め――を見極めながら続けられてきた。森を維持するためには木を植え、下草を刈り、間伐によって木々に光を当てるなど、自然の力を活かしながらも要所要所で人の手が欠かせない。「人の手が必要なのか」の問いに、現場は「単純な自然放置論ではない」と答えた。
また「OJI TODAY」の記事では、林業現場の職人が中田氏の問いかけを受け、世代とともに機械化が進み林業も姿を変えていることや、「次の世代がよい木を収穫できる山を遺す」という、この仕事の意義などを語ったことも綴られている。
一方、王子の森にはアカマツがあると知った中田氏は、陶芸の世界ではアカマツが手に入りにくく、このことが深刻な課題になりつつあることを例に挙げ、林業の川上と川下をいかに結びつけるかについても指摘、王子の林業が向き合うテーマの一つを示した。
なお「OJI TODAY」は、コンテンツ配信のプラットフォーム「note」内で運用されている。







