王子ホールディングスはこのほど、国際的なビジネス団体であるWBCSD(The World Business Council for Sustainable Development:持続可能な開発のための世界経済人会議)に加盟した。
WBCSDは1995年に設立され、現在では240社以上のグローバル企業が加盟するビジネスコミュニティ。気候危機への対応、自然再生、不平等の解消といった社会課題に対し、システムの変革を推進している。王子はWBCSDが運営する自然資本に特化したプログラム「Nature Action Imperative」に参加し、今後策定が予定されている自然測定プロトコル(Nature Measurement Protocol)のルール作成に貢献していく。
企業の自然資本への依存と影響は、対象地域の土地利用、気候、業態などによって異なるため、さまざまな評価手法が開発されてきたが、いまだにスタンダードな手法は確立されていない。これに対処するため、Nature Positive Initiative(NPI)、WBCSD、Capitals Coalition、Global Reporting Initiative(GRI)、国際自然保護連合(IUCN)、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)、世界資源研究所(WRI)は協働し、統一された測定基準(自然測定プロトコル)の開発を目指して段階的に策定を進める予定で、王子はWBCSD加盟企業としてこの策定に貢献していく。
また王子は、同プログラムで実施されている、ウォータスチュワードシップや自然を活用した解決策(NbS:Nature-based Solutions)への投資などに関する複数のワーキンググループにも参画し、自然資本への取組みを多角的に強化する。







