中東情勢の緊迫化などに伴う原燃料の高騰を背景に、各社から製品価格改定のアナウンスが相次いでいる。
■レンゴー
7月1日出荷分より白山セロファン全品種を、一般セロファン#300換算で連当たり3,000円、防湿セロファン#300換算で同5,000円改定する。
レンゴーによると、前回2023年の価格改定以降も燃料、電力などのエネルギーコストや人件費、物流コストが上昇していることに加え、ここ最近の中東情勢の影響で、溶解パルプ、薬品などの購入価格が高騰。同社は「これまで徹底したコストダウンにより価格の維持に努めてきたが、こうした状況はセロファン事業の収益を著しく圧迫し、もはや単独の努力では抗し難くなった」と値上げの理由を説明している。
■三菱製紙
機能商品事業部の全製品(情報・画像メディア、機能性製品、医療系・衛生製品など)および紙素材事業部の全製品(印刷用紙、情報用紙、板紙、包装紙、家庭紙、パルプなど)を6月21日出荷分より改定する。改定幅は現行価格から15%以上。
三菱製紙は「原燃料価格の高騰や物流費の上昇が続いており、この間、生産性の改善や諸経費の削減を通じて価格の維持に努めてきたが、そうした企業努力のみでは現行価格を維持することが困難になった」と説明している。







