大日本印刷(=DNP)はこのほど、日本のアニメIP(Intellectual Property:知的財産)と日本各地の工芸品を組み合わせた海外向け新ブランド「AN-IPPON(アニッポン)」を立ち上げた。
その第一弾として、アニメ「NARUTO-ナルト- 疾風伝」と、石川県の九谷焼、山形県の米沢織、福島県会津地方の赤べこがコラボレーションした商品を発売した。主なラインアップは、NARUTOモチーフの九谷焼(豆皿)や、作中に登場する尾獣をモチーフにした赤べこ、NARUTOの世界観をデザインした米沢織のスカーフ。DNPが運営する北米の「東京アニメセンター」2拠点(サンフランシスコ、ボストン近郊)で先行販売を開始し、年内にロサンゼルス近郊の「アニメイトロサンゼルス」でも販売を開始する。
日本のアニメIPの海外展開が拡大する中、工芸品も海外市場での販路拡大が期待されているが、工芸品の海外展開には、認知向上や販売基盤などの面で課題がある。DNPは、これまで東京アニメセンターやプロダクトブランド「AIMA」を通じて、日本発コンテンツの海外展開を推進してきた実績がある。「AN-IPPON」では、アニメIPの発信力と工芸品の価値を掛け合わせ、商品企画から販売・プロモーションまでをワンストップで担うことで、日本の工芸品の海外展開を支援する。
DNPは今後、漆器、和紙、陶磁器、染織品などへ対象を広げ、今後3年間で全国47都道府県の工芸産地と連携したい考えで、販路は北米を起点にヨーロッパや東アジア、東南アジア、オーストラリアなど5つ以上の国・地域へ拡大する。また、北米で展開する東京アニメセンターを2026年度までに10拠点へ拡大し、「AN-IPPON」を含む関連事業で、2028年度に単年で20億円の売上げを目指す。
《AN-IPPON公式Instagram》https://www.instagram.com/an_ippon/







