=2026年5月期=
岡山製紙と小津産業は、2026年5月期決算(25年6月~26年5月)を発表した。以下、単位100万円、%表記は対前期比。
■岡山製紙(非連結)
〔2026年5月期〕
売上高 11,221(△2.6%)
営業益 940(△8.9%)
経常益 1,092(△4.8%)
当期益 821(+2.9%)
〔2027年5月期予想〕
売上高 11,700(+4.3%)
営業益 750(△20.3%)
経常益 900(△17.6%)
当期益 630(△23.3%)
板紙販売量が減少して減収となり、また労務費や設備の維持管理費の増加もあり減益となった。セグメント別業績は以下の通り。
○板紙事業…売上高△3.6%、セグメント利益△12.7%。国内板紙需要は力強さに欠け、その影響で2Q以降輸出の割合が増加するなど販売構成にも変化があり、販売量は△1.0%。
○美粧段ボール事業…売上高+4.8%、セグメント利益0百万円(前期比+44百万円)。主力の青果物関連品をはじめ幅広い製品で価格改定が進んだ。
2027年5月期は、サステナブル経営への取組みをはじめ、生産面では需要に見合った生産体制の構築とコスト低減、営業面では適正価格の維持と新規取引先の開拓を進め、環境の変化に対応した経営に努める。
■小津産業
〔2026年5月期〕
売上高 10,739(+5.1%)
営業益 587(+36.5%)
経常益 808(+44.5%)
当期益 610(+49.4%)
〔2027年5月期予想〕
売上高 10,800(+0.6%)
営業益 550(△6.4%)
経常益 660(△18.3%)
当期益 440(△27.9%)
○不織布事業…売上高+5.2%、セグメント利益+41.1%。クリーン分野(電子・食品・製薬など)は、中東情勢の影響で資材確保を優先する動きが一部に見られ需要の増加が発生、加えて国内AI関連需要の取り込みが奏功、また期末にかけて製薬関連需要が拡大したほか、海外の光学関連需要も好調に推移した結果、売上・利益ともに増加。ウェルネスケア分野(医療・介護・コスメなど)は、国内コスメティック・ウェット製品が好調に推移し、売上・利益ともに増加。エコプロダクツ分野(鉄鋼・電力・建設など)は、除染布(五大力)が当初計画を下回ったものの、環境対応製品が堅調で、売上高は減少も利益は増加。コンシューマー分野(一般消費者向け)は、ドラッグストア向け除菌ウェット製品やメガネクリーナーなどが堅調で売上高は増加し、利益も改善。グループ各社の業績は、小津(上海)貿易有限公司は増収増益、日本プラントシーダーは売上横ばいで利益は増益、ディプロは減収減益。
○その他の事業(除菌関連、不動産賃貸)…売上高△0.4%、セグメント利益+12.5%。
2027年5月期は、クリーン分野はAI・データセンター関連を中心に好調を予想。ウェルネスケア分野は、ディプロの製造機能を活用し、在宅医療や防災備蓄関連製品の開発および新規顧客開拓を進める。エコプロダクツ分野は、不採算、低成長分野の見直しを進めるとともに、オイルテイカー(油吸着剤)の拡販、食・エコに関わる製品開発の推進を図る。







