日本製紙連合会が集計した6月の紙・板紙国内出荷は、前年同月比+2.2%の160.8万tで、9ヵ月ぶりのプラスとなった。以下、%表記は前年同月比。
国内出荷のうち、紙は△2.2%の68.4万t、板紙は+5.7%の92.4万t。用途別では、グラフィック用紙(新聞用紙+印刷・情報用紙)は△4.3%の44.0万tで20ヵ月連続のマイナス、パッケージング用紙(包装用紙+段ボール原紙+紙器用板紙+雑種紙+その他の板紙)は+5.3%の101.9万tで2ヵ月ぶりのプラス。主要品種のうち新聞用紙、印刷・情報用紙はマイナス、包装用紙、段ボール原紙、白板紙、衛生用紙はプラスだった。
紙・板紙のメーカー輸出は+4.0%の12.9万tで4ヵ月連続のプラス。うち、グラフィック用紙は塗工紙が大幅減少して△27.4%の2.9万tとなり、パッケージング用紙はいずれの品種も増加して+18.6%の10.1万t。
紙・板紙の在庫は前月比△13.1万tの175.5万tで2ヵ月ぶりの減少。このうちグラフィック用紙は同△8.1万tの65.9万t、パッケージング用紙は同△5.4万tの100.7万tで、いずれも2ヵ月ぶりの減少。衛生用紙は同+0.4万tの8.9万tで2ヵ月連続の増加。衛生用紙以外の主要品種はすべて減少した。
〔主要品種の動向〕
*新聞用紙…国内出荷は△5.6%の10.5万tで61ヵ月連続のマイナス。
*印刷・情報用紙…国内出荷は△3.9%の33.5万tで14ヵ月連続のマイナス。メーカー輸出は△27.4%の2.9万tで2ヵ月連続のマイナス。
*包装用紙…国内出荷は+2.5%の4.8万tで2ヵ月連続のプラス。メーカー輸出は+20.8%の1.0万tで2ヵ月ぶりのプラス。
*段ボール原紙…国内出荷は+6.6%の75.9万tで2ヵ月ぶりのプラス。近来になく高い伸びだが、これは前年に比べて、段ボール工場の稼働日数が1日多かったことの影響が+4%ほどあり、値上げを見越した前倒し需要が+2%強あったと考えられる。メーカー輸出は+21.7%の7.9万tで5ヵ月連続のプラス。
*白板紙…国内出荷は+2.0%の10.9万tで2ヵ月ぶりのプラス。メーカー輸出は+28.9%の0.4万tで2ヵ月ぶりのプラス。
*衛生用紙…国内出荷は+2.0%の14.9万tで4ヵ月連続のプラス。
株紙会社紙業タイムス社 「Future8/10号」より







